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中川昭一さんの御霊の安らかならんことを祈って(5)

 先月、国士・中川昭一元財務・金融相が冥土へと旅立たれ、いまだ悲しみは日本中を覆っております。

 選挙戦が始まる前の8月10日に開かれた「中川昭一を囲む会」での発言です。

 麻生総理が誕生したときは、世界中が一番奈落の底に落ちるような時期でありました。そのときに総理は私を財務大臣に、金融大臣に指名をして、「なんとか全治3年かかるかもしれないけれども、とにかく経済を立て直す。生活を守る。とりわけ地方、そこに住む人々、中小企業、そして一次産業、これをどうやって最優先でやっていくかにお前は専念しろ」。4回の緊急経済対策をやりました。麻生さんの支持率、低いんですけども、あの緊急経済対策、間違っていたんでしょうか。やんない方がよかったんでしょうか。たとえば、今から半年前、われわれが国会で延々と議論をしていた定額給付金。これはもともと公明党の案でありましたけれども、それを頂戴して、すべての人々にいい悪いは別にして一律に、つまり本当は所得制限したかったんです。でも、時間がかかるし、実は国で所得を把握しておりませんから、だから実質できないんで、それよりも困ってる人に早くお渡しをしたい。

 そのきっかけは、私に対する二通の投書でありました。一通は、年老いたご夫婦が去年の秋、どこかに旅行に行って間違ってメガネを壊しちゃったけども、直すお金がないんだけど、今度定額給付金で2万円、あるいは夫婦で4万円いただいたら、おばあちゃんのメガネを直したいから、早くもらいたいなぁ、という投書でありました。もうひとつは、88歳の一人暮らしのおばあちゃん。この方からの投書は、なんか今度2万円くれるらしいけれども、それをいただいたら久しぶりにお寿司屋さんへ行って、お寿司を食べたい。お寿司っていうのは、今ではコンビニなんかでも売っておりますし、どこでもお寿司という名のもとで食べることはいっぱいできるんでしょうけど、お寿司屋さんに行ってお寿司を久しぶりに食べてみたい。泣けました。麻生さんにもこの投書を見せました。あの人も涙もろいから、お互い涙流すとそれを見て、ますます本人の涙の量が増えちゃうみたいな。ふたりでおいおい実は泣きながらこのふたりの、二通の手紙のためにも、なんとしても早急に定額給付金を、百点満点ではないかもしれないけど、このおばあちゃんたちのために早く差し上げたいなぁ、とふたりで誓ったんであります。

 延々と野党は審議を引き延ばしします。しかし、別に高等な議論をやっていたんじゃないんです。その大半は、「麻生総理、あんたは大金持ちかもしれないけど、たった2万円もらうのか、もらわないのか、どうなんだ」「財務大臣の中川、お前あんまり金ないらしいけど、2万円はもらうのか、もらわないのか」「他の大臣どうだ、ひとりずつ答えなさい」。そんなことばっかり毎日毎日やっていたわけで。そして、くだらないとか、もらわないとかこう言っておりましたが、いざ、これを差し上げる段になると、全国でこんなものはいらないというふうに断った例を私は実は聞いていないし、砂川市長にお聞きをすると、帯広市で断った人はひとりもいない。民主党、共産党、いっぱいいると思うんですけれども、ひとりもいない。これはいったいなんだったんでしょうか。単なる時間延ばしですか。あるいは、嫌がらせですか。本当は自分たちも欲しかったんですよ。でも、マスコミがそんな世論調査を発表するから「あっ、こりゃあ、ちょっと、反対しておいた方が――どうせ通るんだから――反対しておいた方がかっこいいかなぁ」。そんな程度の反対だったんですけど、1ヶ月も遅れちゃって、あのおばあちゃんが本当にお寿司を食べられたのか、あのおばあちゃんがメガネを本当に直すことができたのか、気になってしょうがないわけであります。4回の緊急経済対策、全部で27兆円やりました。定額給付金はたった2兆円だったんです。たったというか、2兆円分でありました。それでも、私はみなさん方も有効に使っていただいたものと思っております。


 その中で、年明け早々には審議が始まるであろう選択的夫婦別姓の導入、無政府主義(アナーキズム)についても言及されています。

 私は夫婦別姓には反対であります。家族というものがあって、そして社会があって、市があって、道があって、国がある。そして、社会がある。私はそういうひとりひとりが家族、地域、自治体、国、世界、こういう系列に、私はあると思っております。そこで家族をなくしたり、国をなくしたりして、地域、場合によっては、世界だけあればいい、個人と世界だけあればいいんだというのは、私はそんな国は世界中でどこにもありませんし、日本はまして絶対にそれはやってはいけないことでありますけども、堂々とそれを主張しております。


 日本のために尽くした高齢者を、家族を労(いたわ)る温かい心の持ち主でした。大好きでした。
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夫婦を裂き、家族を壊し、日本を潰す民主党

 臨時国会での永住外国人への地方参政権の付与を見送った民主党。当初、地方参政権の付与は、来年の通常国会で選択的夫婦別姓制度の導入、人権侵害救済法案とともに成立を目指すものとみられていたが、外国人住民基本法という国籍「バラマキ」法としか読み取れない危険な法案へと姿を変え、成立に向け、動き始めている。外国人に参政権を、たとえ地方であっても付与することがいかに危険であるかは、国境の島・対馬を例に挙げて各欄で説明されている通りである。だが、地方参政権の付与以外にも危ない法案である選択的夫婦別姓制度の導入や人権侵害救済法案は一見すると特に害はないように見える。であるがゆえに危険なのだが。

 ■夫婦別姓は配偶者、扶養控除、婚外子相続格差の廃止とセット

 「闇法案」「亡国法案」「革命法案」「解体法案」――いろいろ名前は付けられるであろうが、なかでも早々に成立する恐れがあるのが、選択的夫婦別姓制度の導入を盛り込んだ民法の改正だ。民法改正で思い出されるのは、772条2項の規定、いわゆる「離婚後300日規定」である。「前夫との離婚後300日以内に出生した子は、遺伝的(生物学的)親子関係とは無関係に前夫の子となる規定」のことで、無戸籍の子どもを生む原因として、同条1項の「離婚前に出生した子は前夫の子となる規定」とともに問題視された。そのうち2項については、2007(平成19)年5月より、離婚後の妊娠であるという医師の証明書を添えて出生届を提出すれば、戸籍を与えられることとなったが、いずれにしても、民法はその国の家族観を象徴する重要な規範だ。この問題に関しては、DNA鑑定を導入することによって、無戸籍児の救済を図ったらどうか、との声も挙がったようだが、わが国の家族法は血統主義をとっていない、として導入に反対した稲田朋美衆院議員の指摘も、子どもの保護という視点から見たきわめて妥当な指摘であり、「例外のために原則を曲げる」ということは断じてあってはならないと感じた次第である。したがって、今回の夫婦別姓についても効率的であるとか、機能的であるとかいった推進理由は、大いに間違いである。

 家族とは、財産の私有の認められた資本主義社会の基盤であり、これを破壊しようという意図をもって社会主義勢力下では、夫婦別姓が進められてきた。しかも、民主党はマニフェストで配偶者控除、扶養控除の廃止をも謳っている。これは個人に行きつくまで細分化し続けるマルクス主義の再来と見るべきなのだろうか。そんな疑問を抱かずにはいられない。また、夫婦別氏を採る中国や朝鮮半島に日本も倣え、とする賛成理由は、日本との氏名制度の違いを弁えない暴論である。まさかとは思うが、韓国のように女性を男系に入れない排他的な制度の方がよいと思っているのではあるまい。推進派の多くは排他的なものを嫌い、「人権」としてきたではなかったか。夫婦別姓を導入と同時に、民法900条4号の非嫡出子の相続分規定の撤廃に手をつけ、誰が誰の子どもであるかわからなくする。そうであっても、困らない環境を整える。これは「一夫一妻制」の破壊である。多様な家族形態や価値観という訝しい宣伝には、やはり与(くみ)できない。あるものは言った。

「夫婦別姓法案は、人権擁護法(人権侵害救済法)、外国人参政権と同じ勢力から発生しているという認識が必要だ。絶対にこのような法案は通してはならない」

 ■人権侵害救済法案は人権擁護法案の強化版

 人権侵害救済法案もまた実に批判したくなる法である。これは内閣府の外局として中央人権委員会、各都道府県に地方人権委員会を設置するための根拠法であるが、人権侵害の定義がきわめて曖昧である上、この人権委員の国籍は不問である。権力も莫大で、教育委員会程度と侮れば痛い目に遭う。国税の課税・徴収を行う国税庁や独禁法違反などを監視する公正取引委員会と同じ国家行政組織法で定められた三条機関の権限を持ち、内閣府の外局として省庁と同格の立ち位置にあるからだ。これは現代版治安維持法といわれる思想警察組織法である。成立すれば、フェミニズムなど奇怪な人権が幅を利かせ、ついには「人権ファシズム」が横行するであろうことは容易に想像できるのだ。かつて催された反対集会において故中川昭一元財務・金融相は、日本の法体系には刑事罰、民事上の損害賠償、行政罰の3つの罰があると前置きした上で言った。

「なぜかこの刑事というものをすり抜けて、すり抜けて、この法律(人権擁護法)を作ろうとしている。これが私には不思議であり、また胡散臭さを感じざるをえないわけでございます」

 帰化というものを避けよう避けようする永住外国人への地方参政権の付与。通名使用というものを躱(かわ)そう躱そうとする選択的夫婦別姓の導入。逃げる民主、保守よ、追え。

 唯一無二の万世一系を破壊する皇室典範改正、靖国神社に眠る英霊を冒瀆する国立追悼施設の建立、日本が中国の一省へと化す「1000万人移民受け入れ」、中国・琉球省設置法となる「沖縄ビジョン」、権利は主張するが、義務は負わない日本人を生む重国籍容認――民主党が日本を滅ぼす。

中川昭一さんの御霊の安らかならんことを祈って(4)

 先月3日、急逝された中川昭一元財務・金融相の四十九日となる今日、改めて哀悼の意を表したいと思います。

「人類の歴史上、最大の貢献だ」

 IMF(国際通貨基金)は通常、国際収支赤字国に対して融資を行いますが、出資するのは加盟国であるため、世界的な不況下においては、各国は進んで出資したがりません。しかし、国際収支赤字国の存在は第二次世界大戦の要因のひとつとされています。その反省もあり、IMFが設立されたわけですが、出資金が集まらないのでは、形骸化する恐れも排除できません。そこで、中川さんが主導して、日本政府は100兆円もの大規模な融資を実現しました。それに対する讃辞が上記のストロスカーン専務理事の発言です。この新興・中小国向けの新たな緊急融資制度によりパキスタンは救済されました。パキスタン情勢は不安定感を増しており、そこに国家財政が危機的状況に陥っていたら……と想像するだけで恐ろしいわけですが、中川さんの尽力のおかげで話題にすら上らぬ間に危機を免れました。

 中川さんと親交の深かった島村宜伸(よしのぶ)元農水相がご出演された2009(平成21)年10月5日のテレビ朝日系列「ワイド!スクランブル」での中川さんの国際会議での様子についてのご発言です。

「私の場合は農林大臣、彼が経済産業大臣、ある意味では立場が違うんですよ。国際社会で日本は自由に乳製品を売りたいわけですね。一方では、農産物はこっち(日本)は何としても防ぎたいわけでしょう。彼は彼の立場(農水相としてではなく経産相としての立場)でよそよそしくやっている、それはひとつの立場として許されるかもしれない。彼は断固としてね、農政に通じてもいましたから、『日本の農政っていうのは、一国の将来とその農村につながるんだ。軽々に考えてもらっては困る』。大演説しましたよ。実にみごとな。外国に対して強い男だった。本当に惜しい。国際会議なんてのは断然引き立つ男だった」

 中川さんの人柄についても、

「ぶっきらぼうに見えたり、部下の人にとっては怖い人に映ったり。実際はとっても温かいハートの男だった。本当に気遣いがすごい人だった」

 と評しています。

 産経新聞政治部次長の石橋文登(ふみと)氏は月刊誌「正論」(産経新聞社)12月号で「見果てぬ青嵐会の夢―あなたは言った。『政治家で大事なのは政策だろ』」と題し、次のように記しています。

 ■鎮痛剤、精神安定剤、睡眠薬

 私が昭一さんに出会ったのは七年ほど前、小泉純一郎政権が一年目を迎えたころだった。同僚記者の紹介で西麻布の小さな寿司屋に行くと昭一さんは上機嫌で徳利を傾けていた。何の話をしたのか、よく覚えていないが、文学やスポーツ、経済などの話がほとんどだったように記憶する。途中からは背を壁にもたれ両腕で膝を抱え、遠い目で人生論を説きだした。当時は自民党広報本部長を務めていたが、政治の話はほぼ皆無で、まるで大学生の酒盛りのようだった。「こんな純粋な政治家もいるのか」と新鮮な驚きがあった。

 この会合をきっかけに昭一さんとしばしば遊ぶようになったが、世間で広がる昭一さんの「タカ派」「酒乱」というイメージと、私が知る素顔はまったく違う。恐ろしいほど真面目で礼儀正しく、シャイな人だった。冷たいお茶を傍らにチビリチビリと酒を飲むだけ。外交、経済、環境、文学、哲学…と知識の幅は広く、興味のある話にはメモを取りながら熱心に聞き入った。時折つまらないジョークを一手はバツが悪そうに照れ笑いする。議論で分が悪いとふてくされる。少年がそのまま大きくなったような人だった。

 ただ、時々、わずかに飲んだだけで意識を失うほど酩酊することがあった。原因は持病の腰痛だった。かなりひどい椎間板ヘルニアだったという。仕事が忙しいと症状が悪化し、痛みに耐えきれず、鎮痛剤、精神安定剤、そして睡眠薬を飲む。そんな状態で酒をわずかに飲むと意識がぶっ飛ぶ。それを繰り返していた。何よりの楽しみだった休日のテニスも腰痛にはよくなかったようだ。

 福田康夫政権となり、無役となったある日、本気で腰の治療を勧めたことがある。

「腰痛のせいで政治生命を失いかねないですよ。米国に行って手術をした方がいい」

 郁子夫人も一緒になって説得を試みましだが、頑として首を縦に振らなかった。「だって怖いじゃないか…」。そういえば針治療を勧めた時も「怖い」と言って拒んだな。このへんは根っからの子供だった。


 2007(平成19)年の総裁選で敗北した麻生太郎前首相に対し、緊急経済対策の取りまとめを助言したこと、そして財務・金融相に就任後も熱心にことに当たっていたことを明かしている。

「麻生さん。米国発の世界恐慌がまもなく来るよ。思っているよりもずっと早いはずだ。そうなると官僚任せじゃダメだ。一緒に非常事態用の経済対策を作りましょう」

 二十年九月のリーマン・ショックの一年近く前の話だ。元日本興業銀行の銀行マンだけあって経済情勢の変化に鋭敏だった。麻生氏は次第に引き込まれ、二人で練った構想が麻生政権の緊急経済対策の青写真となった。

 二十年九月に首相となった麻生氏はまず昭一さんから人事を固めていった。

「財務相と金融相を兼務してほしい。大変な仕事だが、あんたしかいない。条件は二つ。酒を控える。そさて腰をいたわることだ」

 組閣の日、首相官邸に呼ばれた昭一さんは麻生氏にこう告げられた。意気に感じた昭一さんは本当に熱心に仕事に取り組んでいた。毎朝五時すぎに起き、報告書や答弁書に目を通す。昭一さんが持ち歩く資料はいつも赤線でいっぱいだった。

 酒量もめっきり減った。G20金融サミットなどで麻生氏と政府専用機で同行する際、麻生氏と食事をともにしたが、昭一さんは一滴も飲まなかったという。

「俺の横で松本純(官房副長官)がグビグビやっているのに酒にまったく国をつけないんだ。昭一は大した男だと思ったよ。責任感が人一倍強いんだな。国際通貨基金(IMF)への十兆円の資金拠出も真っ先に理解してくれたのは昭一だった」。こう言って麻生氏は昭一さんを絶賛していた。


 そして、G7後の記者会見が問題となり、首相の任命責任を厳しく問われた麻生氏は言った。

「昭一は立派に仕事を果たしている。首を切る理由がどこにあるんだ」


 中川さんはG7の会議自体は問題なくきちんとご発言されました。また、会見後のバチカンでの美術館見学について2月21日の朝日新聞は、

 到着時から中川氏の足取りはフラフラとおぼつかなく、言葉もはっきりしなかった。案内役の説明を聞かずに歩き回ったほか、立ち入り禁止エリアに足を踏み入れたり、展示品を素手で複数回触ったりした。そのため警備室の警報が少なくとも1回鳴ったという。


 と報じていますが、中川さんに同行していたバチカン放送局・和田誠神父は次のように語っています。

「日本のマスコミの報道するような行動に非常識な点は無かった。あれは間違いである」

 実はこの神父はお酒が苦手で、酒の匂いに敏感でした。この発言はそういう方の、そして紛れもなく神父さんのことばなのであります。中川さん自身も同年3月14日のCS放送朝日ニュースター「政治学原論」で、この疑惑を明確に否定しています。

「全く警報機は鳴っていないし、わたしに対する注意もなかった」

「事実と違うことを記者会見の延長線でさもありなんと報道された」

「同行した神父さんからも、お酒のにおいは全くしていなかったと正式に手紙ももらっている」(いずれも3月14日付時事通信「バチカン騒動を否定=中川前財務相」より)


 日本国中が彼を笑い物にし、見捨てました。その日本人が中川さんから今なお、無量の恵沢を受けているとはなんたる皮肉でしょう。

 インターネット動画サイト「ニコニコ動画」に中川さんの功績をわかりやすくまとめている「中川昭一への手紙 ~俺達は忘れない。~」 という動画がありましたので、そこに記されていたことばをそのまま掲載させていただきます。

 俺達は忘れない。

 中国とガス田で揉めたとき、経産大臣として、中国の主張を退けて国益を最大限守った男がいた。

 北朝鮮の拉致を糾弾する集会に、政治家としてただ一人、毎回参加していた男がいた。

 「日本も核武装について議論すべき」と主張し、アメリカを慌てさせた男がいた。

 北朝鮮のミサイル問題について、「キチガイだ」と平然と言ってのける男がいた。

 北方領土問題について、「史上最大の国際法違反だ」と厳しく糾弾する男がいた。

 中越沖地震の時、誰よりも先に首相官邸に駆け付けて対策を練った男がいた。

 保守派議員を率いて、人権擁護法案の封印に尽力した男がいた。

 「日本の水資源が危ない」と早期から主張し、誰よりも熱心にこの問題に取り組んでいた男がいた。

 IMFへの外貨準備を活用しての出資を主導し、IMFの理事から「人類史上最大の貢献」と称賛された男がいた。

 総選挙前日に、対抗馬は人気取りのために地元の夏祭りに参加しているのに、自分は「水フォーラム」で政策を訴え続けた不器用な男がいた。

 年に一回必ず靖国に参拝する男がいた。

 本当に日本が好きで、25年間日本のために骨身を削り続けた男がいた。

 俺達は忘れない。


 私も忘れない。中川さんがもう語ることはないが、すばらしい財産を、後世への最大遺物を遺してくれたではありませんか。それをわれわれはひとつひとつ大切に、着実に実行していきましょう。改めて感謝いたします、ありがとうございました。そして、安らかにお眠りください。

天皇陛下のご即位20年を心よりお祝い申し上げます

 天皇陛下におかせられましては、ご即位20年を迎えられましたことを心からお祝い申し上げます。

 また本日、天皇陛下ご即位二十年をお祝いする国民祭典が盛大に執り行われることにつきましても併せてお慶び申し上げます。

 私にとりましても、この20年はおよそ生涯のすべてに当たり、太平の世である平成にこうして生きられることに感謝の思いをあらたにしているところであります。日本の安泰と結束は、皇室の存在によりもたらされているものであります。日本の悠久の歴史、美しい文化や伝統、これらすべては皇室の繁栄なくして考えられません。

 天皇皇后両陛下のご公務は多忙を極めており、ご体調が気遣われます。どうかいっそうご自愛いただき、これからも国家国民の安寧と世界平和をご祈念くださいますようお願い申し上げます。

 ここに改めて天皇陛下のご即位20年のお祝いを申し上げるとともに、ますますのご健勝、そして皇室の弥栄を心よりお祈り申し上げます。

永住外国人への地方参政権付与でいよいよ革命始動

 民主党に政権が移行してもうすぐ2ヶ月がたとうとしている。鳩山由紀夫首相の肝いりではじまった「国家戦略室」も構想通りには進まず、偽装献金問題に対する鳩山首相の説明も依然判然としない。そんななか、自民党政権下でさえくすぶり続けた「亡国法案」が今にわかに制定に向け勢いを増している。来年の通常国会で提出が予想されていた選択的夫婦別姓制度の導入、永住外国人への地方参政権の付与、人権侵害救済法案のうち、外国人地方参政権の付与が今臨時国会において議員立法として提出される見通しとなった。民主党は党議拘束を外すことも示唆しており、事実であればいよいよ革命が始動することになる。これらの「亡国法案」は国家のかたちを大転換する大革命であるにもかかわらず、民主党のマニフェストには、ただの一行も書かれていない。産経新聞はこの点について総選挙の直前の社説「主張」で指摘している。

 民主党の政策集にありながら、マニフェストに入っていないものには、選択的夫婦別姓の早期実現や国会図書館に恒久平和局を設置する法改正、慰安婦問題への取り組み、靖国神社に代わる国立追悼施設建設などもある。幅広い票を集めるため、これら左派色の強い主張をあえて封印した可能性も否定できない。(8月27日付産経新聞「外国人参政権 隠された争点にも関心を」より)


 つまり、これらの「亡国法案」は秘密裏に動かさなければならない大きな欠陥を含んでいるということである。永住外国人への地方参政権の付与に関しては、「納税者=有権者」などといった多くの暴論が次々に論破されているが、ここでは与党の基本姿勢に絞って述べたい。

 鳩山首相はかつて、朝日新聞社(当時)発行の月刊誌「論座」において、外国人に国政参政権を付与すべきとしてきたが、今年4月、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」内で、「日本列島は日本人だけの所有物ではない」「定住外国人の参政権ぐらい当然付与されるべきだ」「外国人参政権は愛のテーマだ」と改めて参政権の付与に対する意欲を示した。まず、日本政府が日本人の安全を第一に考えてくれなかったら、日本人は誰に頼ればよいだろうか。外国人にはその名の通り、外に国があるが、日本人は日本という国、すなわち日本列島以外に国はないのである。もちろん、外国人との共生は重要なテーマだが、それによって日本人が行き場をなくして彷徨(さまよ)うことだけは、断じてあってはならない。「参政権ぐらい」という発言もまた議員として、参政権という権利に対する認識があまりに甘い。その「ぐらい」のために、われわれの先祖はどれだけの血を流し、どれだけの人が命を落とし、闘ってくれたのだろうか。そのおかげで今われわれは参政権という権利を手にできているのではないだろうか。

 閣内で付与に対して慎重論を示し始めた国民新党代表の亀井静香郵政・金融相の存在に望みを託していたが、民主党は議員立法という奇策に打って出る。弁護士であり、消費者・少子化担当相でもある福島瑞穂社民党党首に聞きたい。この地方参政権の付与は、憲法違反ではないのか。日本国憲法15条1項には、「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」とあるが、なぜこれに反しないと考えるのか。議員立法で提出されれば、社民党は全員賛成することになるだろう。福島氏ら社民党議員は日ごろから愛する聖典「日本国憲法」に背くつもりなのだろうか。憲法93条2項の「地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する」を根拠としているのかもしれないが、過去に最高裁が参政権付与に関する傍論を出した際も、ここでいう「住民」を「地方公共団体の区域内に住所を有する日本国民を意味するものと解するのが相当である」としていることを念のため付しておく。

 民主党がこれほどまでに成立を急ぐ背景には、支持母体の在日本大韓民国民団(民団)の存在がある。現行の制度では、参政権の付与には帰化が必要になるが、民団は一貫して参政権の獲得を目指してきた。しかし、彼らの要求に屈すれば、「例外のために原則を曲げる」という悪しき前例をまたしても作ることになる。思い出していただきたい。1993(平成5)年、在日韓国・朝鮮人の「ゴネ得」で彼らに対してのみ外国人登録証の指紋押捺が廃止された。そして、その後の1999(平成11)年には全廃されたことを。韓国ではいまだに外国人に対してだけでなく、自国民に対しても指紋を採取しているのにである。だからといって「韓国も外国人に対する指紋採取をやめよ」というつもりはさらさらない。その点、人権と安全の軽重を弁えている韓国は実に立派じゃないか、と感服している次第だ。やはり、日本も治安向上のために、この制度の復活を検討する必要があると思う。

 白眞勲(はくしんくん)という国会議員が民主党に所属している。この人物をいったい誰が選ぶのかと思ったら、どうやら先に日本に帰化した韓国系日本人を中心に支持を集めているそうである。彼は参院比例区選出である。日本に帰化してもなお、元同胞のために日本を無視して、参政権をふんだくろうとしている。帰化でさえ、これだけ危険なのである。まして外国人に参政権を野放図に与えることは、国家破壊以外の何ものでもないのである。もとより外国人の人権や待遇を改善するのは重要であるが、外国人の基本的人権は保障されている今の日本において、そのために日本人の既存の自由や権利を制限、さらには剥奪するようなことがあってはならない。人権という美名に屈し、自国民の安全が脅かされる事態だけはどうか避けていただきたい。

 以前、評論家の金美齢氏の講演を拝聴した際は、氏はこう嘆いたのだった。

「私は馬(英九)政権になったら中国に飲み込まれると予言したのですが、こんなに早く事態が動くとは予想だにできませんでした」

 あの忌まわしき総統選を思い出す。今、日本でも同じことが起ころうとしているという危機感を多くの国民が共有しなければ、危機はここにも起こってしまうのである。
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 また、日ごろ綴っております鄙見に対しましても、みなさまより分を越えた「ブログ拍手」をいただいておりますことをありがたく存じております。「ブログ拍手」という性質上、おひとりおひとりに謝意を表することは叶いませんが、いただいた一拍手一拍手の積み重ねをご高評のバロメーターとさせていただくことにより、日々指針に反省と修正を加えております。欠礼をご容赦願うとともに、厚く御礼申し上げます。

プロフィール

オーデーベース

Author:オーデーベース
 顔と名前をお見せするその日のために、鄙見を認(したた)めてまいります。市政か、県政か、あるいは国政かわかりませんが、愛する日本と故郷のために勇往邁進することをお誓い申し上げます。

 人ひとりにできることは限られております。あるいは遺産も功績も何ら残せずに終えてしまうかもしれません。ただ、あのころの先人はよくやったと後世に云われたとき、その十把一絡げにされた先人のひとりにでもなれたのなら、それは大変喜ばしいことであります。子孫に少しばかりはわれわれを顧みてもらいたいなどというおこがましい希望はだれにでも起こりうるのではないでしょうか。それは、おおいに欲深い願望なのかもしれません。しかし、先祖を回顧していないわれわれだけが回顧されようなどという考えそれこそがおこがましいものであるにちがいありません。

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